トキノサエズリがWEB小説を書籍化させる?

自称プロ作家が、別ペンネームを作って一から書籍化を目指すためのブログ

記録八日目 今日はただの愚痴

さて、最近、お金の話ばかりしていましたが、その理由として全然小説を書けていなかったからです。


いや、小説の仕事をしていなかったわけではないんですけど、校正作業があったり、編集さんが会いにきてくださったり、本業があったりと大忙しで、新作にまで手をまわせなかったんですよね。


この夏は三冊くらい出そうなので、10連休のスケジュールが滅茶苦茶になっていました。

記録 七日目 プロでなくてもお金を稼ぐ方法

プロ作家にはなるつもりはない、それでもお金は欲しい


そんな人のために、今回はプロ作家でなくてもお金を稼ぐ方法を三つ伝授します。


①専用投稿サイトで投降する。


最近乱立している小説投降サイト、その中には、小説を投稿して読者を集めるだけでお金が貰えるサイトがあります。
そのうちの例を二つご紹介。


・アルファポリス
アルファポリスは、広告収入を100%作者に還元を宣言。
読者の数に応じてお金がもらえます。


私は昔、最高、一日900円の収入を得たことがありますが、その時は100%じゃなかったので、いまなら1日3000円も夢じゃありませんね。
(100円から換金できるのも大きいです)


・マグネット
こっちは、投げ銭システムを導入
読者がマグネットを投げ、それを作者が換金
換金は1000円からと、ちょっとアルファよりハードルは高いですが、コアなファンがつけば一攫千金も夢じゃない?

記録6日目 印税について

今日はちょっと話題を変えて、印税についてのお勉強をしましょう
プロの小説家を目指すブログですから、そのくらい当然ですよね。


そもそも印税とは?

印税とは、本を出したことにより、出版社から作家が貰うお金――著作権使用料の別称です。


印税は、基本、
【刊行部数、もしくは販売部数】×【本の定価(税込み)】×【契約によるパーセント】  


になります


具体的な例でいえば、
契約で、刊行部数の10%の印税、定価1296円、1万部発行の場合、


【1万】×【1296円】×【10%】=129万6000円


が作家の取り分となります。当然重版すれば、それだけお金がもらえます。
(※注:正確には、そこから源泉徴収や復興税など、約1割が引かれます)


129万? 結構儲かるじゃないかっ!
と思う人もいるかもしれませんが、本って早くても3~4か月に一冊ペースで発行されるから、月給換算すれば、32万円~43万円になりますよね。


さらに、出版社によっては、印税割合が低かったり、販売部数印税だったり、刊行ペースが年二冊ペースだったりするので、実際、129万×3~4が手に入る作家はほとんどいません。社会保障もありませんしね。


これが、作家が儲からないと言われる理由です。
では、本当に作家は儲からないのか?


答えはNOだと思います。
一発当てれば大きいのは当然ですが、最近の「小説家になろう」系小説は、少し売れたら漫画化したりします。かくいう私の作品も漫画化しています。


この漫画の収入、結構バカになりません。
コミカライズ化と呼ばれていますが、当然、コミカライズ化の場合も(契約を間違えなければ)漫画の売り上げに応じて印税が貰えます。


私の経験上、印税は1~3%、中には5%(漫画化と折半)なんて印税もあるくらいです。


さらに、電子書籍の印税もあります。
電子書籍とは、つまりは紙ではなくデータ原稿の販売。
この場合、印税の割合は、紙の本よりも多くなります。


私の場合、15%~20%が多いですね。
つまり、同じ1200円の本でも多く印税がもらえ、しかも絶版がないので、何年経っても印税が入ってきます。かくいう、私が最初に出した、全然売れていない本があるんですが、いまでも何故か毎年1万円くらいお金が入ってきます。


さらに、その複合――漫画の電子書籍版の印税なんてものもあります。


アニメ化は夢のまた夢の話ですが、コミカライズ化なら夢ではない話です。
まずはそこから目指してみませんか?